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  1. 12月マカオマラソン参加仲間募ってます(6)
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福岡、東莞

 投稿者:すまろう  投稿日:2017年12月 5日(火)07時07分31秒 116-65-253-34.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  くろまきさん、男子編と世界編もありがとうございます。
選手の顔ぶれも記録の推移もたいへん面白いです。

世界の男子の変動は激しいですね。Khannouchi選手ももうトップ20落ちですか。
トップ20のタイムも5分台前半。いまや4分台5分台複数回記録もあたりまえの時代ですものね。

今年のトップ20のご紹介もありがとうございます。
そうでした、Cherono選手も今年タイムを出していましたね。
次はまたボストンかもですが、記録に関心があるなら東京やロンドンも考えるでしょうか。




○福岡国際マラソン選手権大会

Moen smashes European marathon record with 2:05:48 in Fukuoka
http://www.european-athletics.org/news/article=moen-smashes-european-marathon-record-with-fukuoka/index.html
(EAA 12/3)

Last12.195  35:40
  Last7.195  21:03
  Last2.195  06:25

Rupp Chicago
Last12.195  35:59
  Last7.195  20:37
  Last2.195  06:12

優勝者のこのような終盤タイムが珍しくなくなってきました。
日本最高の時の藤田選手は順に36:14、21:07、6:23ですね。


○万科・亜洲馬拉松錦標賽曁東莞国際馬拉松賽(11/26)
http://www.dongguan-marathon.cn/index.html

亜錦賽成績公告
http://www.dongguan-marathon.cn/notice/noticetemp.html?id=332
万科・2017東莞国際馬拉松賽成績公告
http://www.dongguan-marathon.cn/notice/noticetemp.html?id=331

ネットライブ(テレビ中継)の終わりに出た10位までの結果画面には、男子は兼実選手のあと7位以下順に楊紹輝・関思楊・Ilia・Pak Jin Sung各選手と紹介されたのですが、上記Resultsには関思楊選手(Bib:19893)が東莞国際マラソン1位、楊紹輝・Ilia・Pak各選手がアジアマラソン選手権7位~9位と紹介されています。
アジアマラソン選手権に東莞国際マラソンを含む形で開催、という位置づけのようです。

野上選手の終盤が速いですね。
30kmで53秒差があったJo Un Ok選手を40kmまでに逆転、さらに40kmからは7:11でした。
前方Kim Hey Gyong選手の姿が見えてきてスピードも上がったということかもしれませんが、競った状態ではなく1人でこのタイム、驚きました。
 

(無題)

 投稿者:HEYTAK  投稿日:2017年12月 4日(月)21時34分17秒 27-141-173-219.rev.home.ne.jp
返信・引用
  くろまきさんの労作拝見しました。

お疲れ様でした。
オリンピックの金メダルや世界最高での「一発」だけでは分からない安定して活躍した選手にも
スポットを当てる試みといえますね。

TBSで放送された1986年のシカゴマラソンで別府大分や北京マラソンの実況でお馴染みの
石井アナが、「瀬古は世界最高を出したことも無ければ、
その年のナンバーワンになったことも無い。
だが、何年にも亘り世界の上位にランクされ、間違いなく世界のトップランナーの一人である」
という海外放送の実況を伝えてくれたのを思い出しました。

女子では記録のワイツ、クリスチャンセン、ベノイトや五輪選手権両方を制したモタは
天下を取った選手だと思いますが、1991年の世界選手権でモタの天下にストップをかけ、
世界各地のビッグレースで5連勝したパンフィルは翌年のボストンで世界最高を狙って
自身過多気味の飛び出しで潰れてしまい、その後も鳴かず飛ばずで
「天下を取り損なったな~…」という気がします。
 

福岡国際マラソン

 投稿者:たいがあ  投稿日:2017年12月 4日(月)14時29分22秒 FL1-125-193-69-57.szo.mesh.ad.jp
返信・引用
  総合防災の日と重なるため、なかなかここ最近の福岡国際は生で見ることがありませんでした。でもかなり面白いレースでした。モーエン選手がヨーロッパ選手で初の5分台で優勝とか。今日のモーエン選手のタイムは日本人ランナーが目指すいい目標となるでしょう。大迫選手は2度目のマラソンで7分台を出し、東京オリンピック代表候補に名乗りをあげました。日本人2位の大門、3位の竹ノ内選手もマラソンを始めたばかりで、これからの成長に期待したいです。ただテレビ朝日の実況はいくら大門、竹ノ内選手が無名とはいえ、リサーチ不足がありありと出て、見ている側には不満でした。ここ最近のマラソン中継は注目ランナーを中心にストーリーを組み立てようとする傾向があるためかシナリオが狂うと悲惨なことになります。なんとか大迫選手が日本人1位となったのが救い。仮に大門、竹ノ内選手が日本人1位となっていたらどうなっていたことやら。ネットで観戦している人のほうが良く情報をつかんでいてテレビ中継の意味がなくなってしまいます。福岡で7分台の好タイムが出たので以降の国内主要レースが盛り上がることを期待したいと思います。  

その6

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 2日(土)13時15分2秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 05:34.0 Gebrsellasie(ETH) 07.09.30 Berlin  (4:26  5:56  6:26)
  05:05.0 Gebrsellasie    08.01.18  Dubai   (4:26  4:53  5:56)
  04:26.0 Gebrsellasie       08.09.28  Berlin  (3:59  4:26  4:53)

「皇帝」の登場です。最初から世界記録を期待されるランナーというのも彼の「勲章」ですが、結構難産でした。7回目の07年Berlinで「やっと」実現。その翌年同じBerlinで3分台に突入、平均タイムも一気に4分台前半へ、タイム向上の期待に応えました。
 しかし、北京五輪への出場を見送ったのは残念至極。

2009年末時点のトップ10
1.2:04:26.0 Gebrsellasie
2.2:05:25.0 S/Wanjiru(KEN)
3.2:05:36.0 Ts/Kebede(ETH)
4.2:05:40.3 Tergat
5.2:05:45.3 Khannouchi
6.2:06:07.3 S/Korir
7.2:06:08.0 E/Rutto(KEN)
8.2:06:16.3 A/Kirui(KEN)
9.2:06:26.0 Goumri(MAR)
10.2:06:27.3 Lel(KEN)
新顔が6人、中で惜しまれるのが何といっても北京五輪覇者のS/Wanjiru。不慮の死を遂げなければ連覇も十分狙えたでしょうに。日本選手では高岡が05年東京であと一歩の11位、その年末まではその順位だったのですが、このときは25位まで下がってしまいました。

● 04:22.3 G/Mutai(KEN) 11.04.18 Boston  (3:02  4;55  5:10)
  04:20:7 G/Mutai    11.11.06  NewYork (3:02  4:55  5:06)
  04.04.0 G/Mutai    12.09.30  Berlin  (3:02  4:15  4:55)

Bostonのようなダウンヒルは記録公認の対象から外れるのですが、前に書いたとおり、過去にさかのぼってそれを除外していくのは不可能な部分があり、過去との整合性を保つ意味で私は含めて扱うことにしています。
 ということで注釈付きですが、彼がこの歴史に登場します。といっても、そのBostonの世界最高(2:03:02)を除いたとしても11年NYの時点(2:05:03.7)、12年Berlinの時点(2:04:45.3)で
それぞれ4位とそんなに落ちるものではありませんし、この時期棄権が途中ありますがメジャーマラソンで4連勝しているのですからナンバー1の評価を下げる必要はないと思います。ただ、その棄権の一つがロンドン五輪の選考対象レースのBostonだったことで五輪出場を逃し、そこからは成績が落ちてしまいました。

● 03:56.3 Wils/Kipsang(KEN) 13.09.29 Berlin (3:23 3:42 4:44)
  03:51.3 Wils/Kipsang    14.04.13  London  (3:23  3:42  4:29)
    03:39.3  Kimetto(KEN)       14.09.28  Berlin  (2:57  3:43  4:16)
    03:26.0  Wils/Kipsang       16.09.25  Berlin  (3:13  3:23  3:42)

そして、もはや2-3分台が出て当たり前の時代(手段を選ばなければ2時間突破も視野に入った)となりました。ただ、このランキングの宿命ですが、記録誕生のおぜん立てを整えるヨーロッパのレース(Belin London )とPMを置かないようになったアメリカのレース(Chicago NY Boston)では同じメジャーレースでもタイムを巡る環境が違うので、出場したレースによる差がランキングの変化に大きな影響を与えてしまいます。(気象条件もありますが)
 それはともかく、G/Mutaiに次ぎ12-14年ころナンバー1の座についていた(その意味でロンドン五輪は勝ってほしかった)といえるWils/Kipsang(William Kipsangと区別するため)が世界新を出した13年のBerlinで首位に立ち、翌年のLondonで更新しました。一時、14年Berlinで現在の世界記録を出したKimettoに首位を譲りましたが、16年のBerlinで首位に復帰、現在も継続しています。
 Kimettoは14年Berlin以降の成績が振るわないため評価が難しいですね。13年東京、シカゴも勝っているしこの「瞬間」はナンバー1といってもおかしくないんですが。

2014年末時点のトップ10
1.2:03:39.3 Kimetto
2.2:03:51.3 Wils/Kipsang
3.2:03:55.0 E/Mutai(KEN)
4.2:04:04.0 G/Mutai
5.2:04:25.3 Kipchoge(KEN)
6.2:04:26.0 Gebrsellasie
7.2:04:31.3 Makau(KEN)
8.2:04:35.3 Mosop(KEN)
9.2:05:05.0 Ts/Kebede
10.2:05:12.7 Kitwara(KEN)

この5年間の変化もすさまじいですね。Gebrsellasieが6位に落ち、2位だったS/Wanjiruは圏外(14位)に。5年前から残るのはわずか2人です。日本選手では高岡が50位にも入らず70位となりまして、100位以内は彼だけ。07年福岡で45位に入った佐藤敦も11年末で100位外となりました。

現在のトップ20
1.2:03:26.0 Wils/Kipsang
2.2:03:32.3 Kipchoge
3.2:03:39.3 Kimetto
4.2:03:55.0 E/Mutai
5.2:04:04.0 G/Mutai
6.2:04:26.0 Gebrsellasie
7.2:04:31.3 Makau
8.2:04:35.3 Mosop
9.2:04:39.3 St/Biwotto(KEN)
9.2:04:39.3 Bekele(ETH)
----------------------------
11.2:04:59.7 Kitwara
12.2:05:05.0 Ts/Kebede
13.2:05:17.7 J/Kwambai(KEN)
14.2:05:18.7 Tad/Tola(ETH)
15.2:05:20.0 D/Chumba(KEN)
16.2:05:25.0 S/Wanjiru
16.2:05:25.0 Feleke(ETH)
18.2:05:31.0 Kipruto(KEN)
19.2:05:31.3 Ev/Chebet(KEN)
20.2:05:34.0 Geneti(ETH)

トップ10にさほどの変化は見られませんが、やはり注目は現在のナンバー1のKipchoge、このBerlinで2位。(あのMonzaをいれればすでに断然トップですが)順調にいけばそのうちトップになるでしょう。あと、「潜在能力」ではピカ1のBekeleがどうなるか。トップ20まで眺めてもケニア、エチオピア勢以外は誰も入ってきません。
あと気が付くのは、女子ではRadcliffeはもちろんNderebaはまだ上位だし、高橋、Loroupeといった21世紀初頭のランナーがまだ残っていますが、こちらはあのKhannouchiさえ姿を見せない(25位)こと。これでは、ついに高岡もこの10月で100位外になってしまうのも当然です。。
 

その5

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 2日(土)11時05分24秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 07.23.3 Thys(RSA) 99.02.14  東京 (6:33 7:45 7:52)

 「やっと」S/Jonesのタイムを上回ったのが彼。タイムが出にくいといわれていた東京の坂を5k15分そこそこで駆け抜け当時世界歴代2位の2:06:33を出したのです。ただ、それまで7分台は出していたものの、国内や別大を除いて優勝経験がなかった彼の首位はちょっと意外。
 暑さに弱かったか五輪や世界選手権の舞台では活躍がなかったこともあり知名度は低い?

● 06.43.7 Khannouchi(MAR) 99.10.24 Chicago  (5:42  7:10  7:19)
  06.37.7 Khannouchi(USA) 00.10.22 Chicago  (5:42  7:01  7:10)
  06.07.0 Khannouchi    02.04.14  London  (5:38  5:42  7:01)
   05.45.3 Khannouchi       02.10.13  Chicago  (5:38  5:42  5:56)

近年のタイムの飛躍的な向上の主役はもちろんケニア・エチオピア勢ですが、その先鞭をつけたのは彼でしょう。平均タイムを一気に5分台に引き上げ今までの7分台で好記録、という雰囲気がこの頃なくなりました。
 国籍変更が承認されたのが五輪選考会の直前だったり、キャリア後半は故障に悩んだことから五輪への出場が叶わなかったのですが忘れるわけにはいかないランナーですね。

 ハイライトは何といっても02年のLondon。Gebrsellasie,Tergatという豪華メンバーで、こういう時は牽制でえてして凡タイムに終わるものなのに、2回目の世界記録で優勝。マラソンの歴史に残るレースでしょう。

1999年末時点のトップ10
1.2:06:43.7 Khannouchi
2.2:07:23.3 Thys
3.2:07:37.0 Tanui(KEN)
4.2:07:47.3 J/Kiprono(KEN)
5.2:07:51.3 S/Jones
6.2:07:56.7 Fre/Kiprop(KEN)
7.2:07:59.7 Dinsamo
8.2:08:06.3 Rousseaux
8.2:08:06.3 ElMouaziz(MAR)
10.2:08:08.3 Saleh
停滞とはいえ「マグマはたまっていた」わけで99年のうちにS/Jonesの順位は5位まで下がります。そして日本選手の名が消えてしまいました。(中山は19位)

● 05.40.3 Tergat(KEN)  03.09.28 Berlin (4:55 5:48 6:18)

クロカンでは圧倒的な強さを誇りながら、クロカンのない五輪、世界選手権ではトラックで何度もGebrsellasieの後塵を拝し、ならばと転向したマラソンでもタイムは出すものの優勝は無し、と「もやもや」していた?彼がついに優勝、それも世界記録を出したのが03年Berlin。この平均タイムでも頂点に立ちました。
 しかしアテネ五輪はスピードが生かせるコースではなかったこともあったか10位。NYの優勝はあるものの五輪の栄光には縁がありませんでした。

2004年末時点のトップ10
1.2:05:40.3 Tergat
2.2:05:45.3 Khannouchi
3.2:06:08.0 E/Rutto(KEN)
4.2:06:33.3 F/Limo(KEN)
5.2:06:35.3 S/Korir(KEN)
6.2:06:53.3 J/kiprono
7.2;06:56.3 ElMouaziz
8.2:07:08.0 Thys
9.2:07:12.3 Tanui
10.2:07:13.7 Njenga(KEN)
すべてがアフリカ出身のランナーとなりました。タイムの向上に拍車がかかり5年前の2位のタイムががはや圏外に。(中山は37位)
 

その4

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 2日(土)09時41分37秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 08.19.0 Lopes 85.04.20 Rotterdam  (7:12 8:39 9:06)

すでに84年のChicagoで3位に浮上していたLopesですが、翌年のRotterdamで初の7分台に入る世界新(2:07:12)を出し、首位となりました。しかし、これが彼の頂点で終着点でした。翌年の東京は序盤で棄権。「出場料をもらいに来たようなもの」と言ったら言い過ぎか。もちろん、30代後半で五輪金メダルと世界記録の両方を手にした(このこと自体が稀有なこと)ことへの賛辞は惜しみません。

● 07.51.3 S/Jones 85.10.20 Chicago  (7:13 8:05 8:16)

世界クロカンで3位(84年)に入ったことや1万mで当時としては高水準の27.39.14をマークしていたように「素地」はあったわけですが、彼がマラソン初完走の84年Chicagoでいきなり世界記録(2:08:05)を出したのには驚かされました。その後も勢いは止まらず翌年のLondonで再び8分台。
そして秋のChicagoで終盤の冷たい向かい風にペースが落ちて惜しくも世界記録更新はならなかったものの1秒差に迫るタイムを出し、平均タイムを7分台に引き上げました。
 当然ソウル五輪の有力メダル候補となったわけですが、国内選考レースのLondonに代えて出場したBostonで下位に沈み出場を逃すはめに。
 その秋のNYで優勝するものの次のバルセロナ五輪は年齢的な壁もあり出場できず、タイムの王者と五輪の王者の両立は難しいのですが彼もまたその一人になってしまいました。

 しかし、平均タイムで彼を上回るランナーはなかなか現れず15年近い「長寿」を保ちます。

1989年末時点のトップ10
1.2:07:51.3 S/Jones
2.2:07:59.7 Dinsamo(ETH)
3.2:08:08.3 Saleh(DHI)
4.2:08:15.3 DeCastella
5.2:08:15.7 A/Mekonnen(ETH)
6.2:08:16.7 Ikangaa
7.2:08:18.0 中山
8.2:08:19.0 Lopes
9.2:08:39.0 瀬古
10.2:09:01.3 谷口

1994年末時点のトップ10
1.2:07:51.3 S/Jones
2.2:07:59.7 Dinsamo(ETH)
3.2:08:08.3 Saleh(DHI)
4.2:08:15.3 DeCastella
5.2:08:15.7 A/Mekonnen(ETH)
6.2:08:16.7 Ikangaa
7.2:08:18.0 中山
8.2:08:19.0 Lopes
9.2:08:39.0 瀬古
10.2:08:44.0 Rousseux(BEL)

長寿を保った最大の要因が見てとれますね。89-94の5年間、9位まで全く変化がなかったのです。しかも93年末時点では89年末と10位まで同じ。ようやく94年にMoneghetti、ついでRousseauxと新顔が現れたので、ここが世界での停滞期といえます。


 

その3

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 1日(金)23時24分2秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 09:26.7 DeCastella(AUS) 82.10.07 Brisbane・CommonwealthGames(8:18 9:18 10:44)
  09:20.7 Salazar(USA)  82.10.24 NewYork          (8:52 9:29 9:41)
  09:16.7 瀬古利彦     83.02.13  東京            (8:33  9:27  9:45)
    08:44.3  DeCastella       83.04.09  Rotterdam                  (8:18  8:37  9:18)
    08:41.3  DeCastella       84.10.21  Chicago                    (8:18  8:37  9:09)

80年代前半、ようやくClaytonの王座が崩れますが、DeCastellaを軸にSalazar,瀬古を加え、半年の間に目まぐるしくトップの座が入れ替わりました。
まず前年の福岡で世界記録(その当時は歴代2位でしたが)を出し、一気にトップクラスのランナーとなったDeCastellaが翌年のコモンウェルス大会でIkangaa(TAN)を終盤に逆転、2回目のサブ10をだしたところでClaytonから奪うと、2週間後のNYでSalazarがデビュー後5連勝をすべてサブ10で飾り(うち81年のNYは距離不足が判明し世界記録は取り消されましたが)トップに、さらに翌年東京で瀬古が上回ると、RotterdanでDeCastellaが再び首位の座に、というわけです。

当然、ロス五輪は彼らが主役になると思われましたが、3人ともメダルに絡めず。83年のRotterdamでマラソン初完走ながらDeCastellaと接戦を演じたLopesが栄冠に輝いたのでした。
そして、その秋のChicagoでS/Jones(GBR)が世界新。この2人が次の主役となるのですが、その前にこのChicagoで3位となったDeCastellaがタイムを更新しました。

1984年末時点のトップ10
1.2:08:41.3 DeCastella
2.2:09:59.0 瀬古
3.2:09:02.0 Lopes(POR)
4.2:09:14.0 Salazar
5.2:09:20.3 宗猛
6.2:09:23.3 R/Gomez(MEX)
7.2:09:32.0 宗茂
8.2:09:44.4 Ikangaa
9.2:09:45.7 伊藤
10.2:09:46.7 Clayton
あっという間に、トップ10すべてが10分以内のタイムになりました。日本選手が4人、やはり日本男子の「黄金時代」です。



  
 

その2

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 1日(金)22時33分1秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 2:14:22.7 寺沢徹    65.06.12 Chizwick (13:41 14:38 14:49)
  2:14:18.0 寺沢徹    66.02.13 別府   (13:41 14:35 14:38)
● 2:13:29.3 佐々木精一郎 67.12.03 福岡   (11:17 13:39 15:32)
  2:12:46.7 佐々木精一郎 68.02.04 別府   (11:17 13:24 13:39)

 ここからしばらくは日本選手がトップに立つ時期が続きました。世界全体のパフォーマンス20傑のうち、65年は15、66年は16、67年は11を日本選手の記録が占めた時代だったので、この頃のランキングには別府と福岡の文字があふれていたのでした。

● 2:11:24.3 Adkox(GBR)  69.04.06 Athens(アテネ) (10:48 11:08 12:17)

 これも前に書いたことですが、68年5月から69年4月までの1年間を「AdkoxのGolden Year」と呼ぶことがあったそうです。つまりそれまでPBが16分台でコモンウェルス大会の2位くらいしか実績がなく日本にはほとんど知られていなかったランナーが、68年5月まず東ドイツのKarl-Marx-Stadtで12分台の当時世界歴代4位のタイムを出し、夏の国内五輪選考会で優勝、メキシコ五輪こそ高地の影響で5位入賞にとどまったものの、暮れの福岡で2:10:47.8(PB)と歴代2位のタイムで優勝、69年の4月には五輪の1位から5位までのメンバーが全員そろったアテネのレースで、追い風があったとはいえあの難コースを11分そこそこの好タイムで優勝(君原が13分台のPBで2位でした)したのです。track&fields誌が五輪のメダリストたちを抑えて68年のナンバー1に彼を評価したのも当然でしょう。

● 2:10:59.7 Clayton(AUS) 69.05.30 Antwelpen  (8:34  9:37  14:48)
  2:10:36.3 Clayton    70.06.06  Tralargon    (8:34  9:37  13:38)
    2:09:46.7  Clayton       71.09.25  Hovert(NC)   (8:34  9:37  11:09)

前述したように、なにかと疑問のあるAntwelpenのコースですが、10年以上破られなかった8分台の世界記録。福岡に次ぐ2回目の世界記録で彼がトップの座につきました。そしてこの王座はしばらく続くことになります。(これを認めない場合Adkoxの首位がしばらく続いたのち、70年のコモンウェルス大会でHillがそれを破り、79年のBostonでRodgersが首位に着くまで英国勢の王座が続くことになる)
 しかし、結果的に多すぎた練習量で脚の故障にしばしば悩まされ、オリンピックやコモンウェルス大会でメダルさえつかめずに終わったのは残念でした。

69年末時点のトップ10
1.2:10:59.7 Clayton
2.2:11:24.3 Adkox
3.2:12:46.7 佐々木
4.2:13:03.0 宇佐美
5.2:13:08.0 Drayton(CAN)
6.2:13:16.3 Hill(GBR)
7.2:13:38.0 采谷
8.2:13:55.3 君原
9.2:14:18.0 寺沢
10.2:14:44.0 Edelen
日本ランナーが半数を占めていたんですね。

1974年末時点のトップ10
1.2:09:46.7 Clayton
2.2:10:38.0 Hill
3.2:11:15.7 Shorter(USA)
4.2:11:24.3 Adkox
5.2:11:43.7 Thompson(GBR)
6.2:11:49.3 Farrington(AUS)
7.2:11:49.7 宇佐美
8.2:12:13.3 Drayton(CAN)
9.2:12:26.7 Forster(NZL)
10.2:12:35.7 Lesse(GDR)
この5年間にランキングに影響を与えたレースは、福岡がもちろんありますが、それ以外では70年(Edinburgh)74年(Christchurch)のコモンウェルス大会。優勝したHill(2:09:28)とThompson(2:09:12.0)はもちろんですが、74年の大会で2位(2:11:18.6)となったForsterはなんと41歳でランクに入ってきました。
日本男子はこの5年間停滞が続き、10位以内は宇佐美だけ。

1979年末時点のトップ10
1.2:09:46.7 Clayton
2.2:09:51.3 Rodgers(USA)
3.2:10:23.0 瀬古
4.2:10:28.3 宗茂
5.2:10:38.0 Hill
6.2:10:56.0 Shorter
7.2:11:07.3 Drayton
8.2:11:17.0 Wells(USA)
9.2:11:24.3 Adkox
10.2:11:31.7 Lismont(BEL)
-----------------------------
11.2:11:32.3 Cierpinski(GDR)

Claytonのトップは続きますが、2位以下がだいぶ変わってきました。瀬古、宗茂と再び上位に日本選手の名が。惜しくも圏外ですが2大会連続金メダルのCierpinskiはここで書かないと、出てこないので。
 

男子編

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 1日(金)19時27分40秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
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  どこから始めるかが、やはり問題になりますが、テレビでマラソンレースを初めて見たのが62年朝日国際、この前後からマラソンに関するニュースに関心を持つようになったのでここら辺から始めようと思います。

● 2:16:11.7 Edelen(USA) 63.10.02 Kosice (14:28 15:10 18:57)

62年朝日国際は寺沢、中尾、君原と上位を日本選手が独占したのですが、その時外国勢で最上位(4位 2:18:56.8)に入ったのが彼でした。ただ、彼の名はそのTV放送で初めて知ったんですね。
彼と競って5位(2:18:57.4)に入ったKantorek(CZE)のほうが前年の優勝者だったし、当時の代表的なレースのKosiceで優勝してましたから、こちらが有力ランナーとして報道されていたのです。後で確認したらEdelenはそのKosiceで2位になったことが招待の理由だったようですがPBは22分台。スルーされて当然だったのです。
 しかし、63年に入ると快進撃。まず5月のAthens(アテネ)で優勝した後、6月のChizwick(日本ではウィンザーマラソンとして知られる)で2:14:28の世界記録。10月のKosiceで15分台の大会新(この大会記録は1978年まで破られませんでした)と3連勝。平均タイムでトップに立ったのでした。(ちなみにそのKosiceで2位に入ったS/Popov、彼がEdelenに抜かれる前のトップ、ローマ五輪5位、58年のヨーロッパチャンピオンですが全く見たことのないランナーなので名前だけにとどめておきます)

 前に書いたことですが、東京五輪では彼が優勝するんじゃないか、と私が思っていたのはそれだけの理由があったのでした。しかし、レース前彼についての報道があまりなく、レースでも後半追い上げたものの6位にとどまり、TVではほとんど触れられませんでした。後で知ったのは当時坐骨神経痛に悩まされ力が出せない状態だったということでした。

● 2:14:36.0 Abebe(ETH) 64.10.21 東京・オリンピック (12:12 15:17 16:19)

その東京で優勝したのがご存知Abebeです。盲腸の手術後間がないということで不安視されていましたが、オリンピックの歴史でも一番の圧勝でしょう。競技場を出るときはビリ(正確には2番目)でしたが10k手前でハイペースの先頭に追い付き、折り返し後はほとんど独走、2位に4分以上の差をつけ12分台の世界記録。2000m以上の高地で16分台を出していたのですから当然ですが、競り合う相手がいたらもっと記録が伸びたでしょうね。

64年末時点のトップ5
1.2:14:36.0 Abebe
2.2:15:28.0 寺沢
3.2:15:57.0 Edelen
4.2:16:10.3 Kilby(GBR)
5.2:16:43.7 Heatley(GBR)
Heatleyは円谷を抜いて銀メダルを取ったランナー、Kilbyは4位。皆東京五輪に出ていました。

 

その3

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 1日(金)17時29分10秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
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  前述した通り、Radcliffe以降トップは変わりませんので、定点観測のみ。

09年末時点でのトップ10
1.2:16:48.3 Radcliffe
2.2:19:22.7 Ndereba
3.2:20:33.3 周(CHN)
4.2:20:40.3 孫
5.2:20:42.3 野口
6.2:20:45.7 Kastor(USA)
7.2:21:07.0 高橋
8.2:21:12.3 Loroupe
9.2.21:24.7 渋井
10.2:21:45.3 Adere(ETH)

14年末のトップ10
1.2:16:48.3 Radcliffe
2.2:19:22.7 Ndereba
3.2:20:19.0 E/Kiplagat(KEN)
4.2:20:21.7 F/Kiplagat(KEN)
5.2:20:31.7 Keitany(KEN)
6.2:20:33.3 周(CHN)
7.2:20:40.3 孫
8.2:20:41.0 M/Dibaba(ETH)
9.2:20:42.3 野口
10.2:20:45.7 Kastor
高橋、Loroupeといったところが早くもトップ10圏外に。
実は3位相当にShobukhova(RUS)、5位相当にR/Jeptoo(KEN)がいるはずだったのですが、ドーピング発覚で抹消。

すまろうさんが、今年に入ってからの変化も予想されていましたので現在の状況を。特別に20位まで記してみます。
1.2:16:48.3 Radcliffe
2.2:18:19.0 Keitany
3.2:19:00.7 T/Dibaba(ETH)
4.2:19:22.7 Ndereba
5.2:19:57.0 G/Cherono(KEN)
6.2:20:06.3 M/Dibaba
7.2:20:19.0 E/Kiplagat
8.2:20:21.7 F/Kiplagat
9.2:20:26.0 Tsegaye(ETH)
10.2:20:33.3 周
----------------------------
11.2:20:36.0 Kebede(ETH)
12.2:20:40.3 孫
13.2:20:42.3 野口
14.2:20:43.7 Mergia(ETH)
15.2:20:45.7 Kastor
16.2:20:52.0 Wangui(KEN)
17.2:21:05.0 Tadesse Bor(ETH)
18.2:21:07.3 高橋
19.2:21:08.0 P/Jeptoo(KEN)
20.2:21:12.3 Loroupe

日本の停滞が続いている間にトップ10から姿を消してしまいました。一方、世界は着実に底上げが続いています。G/Cheronoもですが特に私が期待するのはT/Dibaba。マラソンランナーとして本格化すれば、Radcliffeの牙城を崩せる一番手だと思っています。
 

その2

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 1日(金)16時20分22秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
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  ● 2:22:13.3 Loroupe(KEN) 99.01.31 大阪   (20:47 22:07 23:46)
  2:21:54.0 Loroupe    99.04.18  Rotterdam (20:47  22:07  22:48)
  2:21:12.3 Loroupe       99.09.26  Berlin    (20:43  20:47  22:07)

Kristiansenの牙城を破ったのが彼女。98年のRotterdamで世界記録を更新、翌年のBerlinで2回目、20分の壁に迫りました。当然、Sydneyでの高橋の最大のライバルだったわけですが、残念ながら体調不良で力を出せず13位どまり、その後も長くレースを続けますが栄光に輝くことはありませんでした。

99年末時点のトップ10
1.2:21.12.3 Loroupe
2.2:22.19.3 Kristiansen
3.2:23.58.7 Benoit-Samuelson
4.2:24.11.0 Pippig
4.2:24.11.0 McKiernan(IRL)
6.2:24:17.0 Roba(ETH)
7.2:24:25.3 Mota
8.2:24:26.0 Chepchumba(KEN)
9.2:24:39.7 Martin-Ondieki
10.2:25:03.7 Dorre
さすがに新顔が4人登場しますが、あの4人がまだ10位以内にいます。

● 2:20:30.7 Ndereba(KEN) 02.04.15 Boston  (18:47  21:12  21:33)
  2:19:48.3 Ndereba    02.10.13 Chicago (18:47  19:26  21:12)
Sydneyで金メダル、翌年のBerlinで20分の壁を破る世界新を出した高橋が次の王座、と思っていたら世界記録がわずか一週間で破られてしまったように、トップにつくのはNderebaでした。
もっとも、2000年のChicagoですでに当時の高橋のタイムを上回る歴代4位のタイムを出していたし、Bostonも2連覇していたわけで強さが十分に伝わってなかっただけですが。
 世界選手権、オリンピックで金2、銀3の実績はナンバーワンですね。

●  2:17:13.0 Radcliffe(GBR)  03.04.13  London  (15:25  17:18  18:56)
  2:16:48.3 Radcliffe    05.04.  London  (15:25  17:18  17:42)

トラックレースで上位には入るもののラストでアフリカ勢のキックに敗れていた彼女がマラソンに転向したのが02年のLondon。いきなり世界記録に迫るタイムを出し、続く2レースでともに世界新、特に03年のLondonで今も抜きんでた存在の15分台の驚異的なタイムをマーク。3傑平均でもNderebaのタイムを2分以上更新しました。オリンピックで2回とも不本意な成績に終わったため評価がちょっと難しいランナーですが、はまれば圧倒的な力を持つといってよいでしょう。
その後彼女のタイムに迫るランナーはまだ出てきません。

04年末時点のトップ10
1.2:17:13.0 Radcliffe
2.2:19:22.7 Ndereba
3.2:21:07.0 高橋
4.2:21:12.3 Loroupe
5.2.21:24.7 渋井
6.2:21:43.7 孫(CHN)
7.2:21:56.3 Okayo(KEN)
8.2:22:19.7 Kristiansen
9.2:22:23.0 Zakharova(RUS)
10. 2:22:53.7  L/Kiplagat(KEN)
トップ10に日本選手が2人、彼女らを含め新顔が7人を占め大きくランキングが動きました。
 

世界編(女子)

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年12月 1日(金)15時33分10秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 2:28:35.0 Waitz(NOR) 80.10.26 NewYork   (25:42 27:33 32:30)
  2:26:48.3 Waitz    82.10.24  NewYork      (25:42  27:14  27:33)
    2:26:08.3 Waitz       83.04.17  London       (25:29  25:42  27:14)
    2:26:03.7  Waitz       83.10.23  NewYork      (25:29  25:42  27:00)

というわけで、彼女からです。78年のNewYorkがマラソンデビューですがいきなり世界新。そこから3年連続NewYorkで世界新を連発。女子マラソンの水準を一気に引き上げました。
83年のLondonで4回目の世界記録(これが初という見方もあるわけです)、その年の世界選手権も予想通り金メダルで初の女王の座につき、81年NewYorkの棄権を除けば6連勝、まさに順風満帆。ロス五輪の金メダルもほぼ間違いないかと思えたのですが。

● 2:24:35.7 Benoit(USA)  84.08.05 LosAngeles・Olympic (22:43 24:52 26:12)

その予想を覆したのが、彼女。すでに83年のBostonでダウンヒルとはいえ2:22:43の世界記録をマークしていましたし、ここまで9戦6勝。伏兵というわけではなかったのですが、オリンピックの本舞台で序盤から独走、逃げ切ってしまいました。そしてこの時は追わなかったWaitzの作戦ミスと私も見ていたのですが、翌年のChicagoでWaitz以外の強豪がそろうなか21分台の好タイム(WaitzのPBを3分以上上回る)を出し、2位以下に2分近く差をつけたのを見ると、実力勝ちだったと思えてきました。

84年末時点のトップ10
1.2:24:35.7 Benoit
2.2:25:49.7 Waitz
3.2:26:37.0 Kristiansen(NOR)
4.2:28:03.3 Mota(POR)
5.2:28:53.3 Brown(USA)
6.2:29:02.7 Teske(GER)
7.2:29:12.7 Moller(NZL)
8.2:29:27.7 Catalano(USA)
9.2:30;01.7 Martin(AUS)
10.2:30:02.3 J/Smith(GBR)

Catalanoを除くと日本でもおなじみのメンバーが多いですね。

● 2:24:22.0 Kristiansen  85.04.21 London  (21:06 24:26 27:34)
  2:22:52.3 Kristiansen  85.10.20 Chicago  (21:06  23:05  24:26)
    2:22:19.7  Kristiansen    87.05.10  London    (21:06  22:48  23:05)

男子のClayton同様、長く世界記録保持者の座にありながらオリンピックでメダルさえ獲得できなかったのですが、日本でもすっかりなじみの深いランナーでした。また、トラックレースでも1万mで世界選手権金メダル、世界記録も長期間保持していて世界的ランナーであったことは間違いありません。
マラソンの世界記録は85年Londonでのもの。Loroupeに破られるまで14年以上保ち続けた長寿記録です。そのときこの3傑平均でもトップとなり、その後やはりLoroupeに抜かれるまでその座は揺るぎませんでした。

89年末時点のトップ10
1.2:22:19.7 Kristiansen
2.2:22:58.7 Benoit
3.2:24:25.3 Mota
4.2:25:17.0 Martin
5.2:25:21.7 Waitz
6.2:26:12.3 Dorre(GER)
7.2:27:19.7 Beurskens(NED)
8.2:27:47.3 趙(CHN)
9.2:28;05.3 Marot(GBR)
10.2:28:37.0 Welch(GBR)
上位のメンバーは5年前と変化なし。

94年末時点のトップ10
1.2:22:19.7 Kristiansen
2.2:22:58.7 Benoit
3.2:24:25.3 Mota
4.2:24:39.7 Martin
5.2:25:00.3 Pippig(GER)
6.2;25;16.0 Malkova(RUS)
7.2:25:21.7 Waitz
8.2:25:40.0 Dorre
9.2:25:58.0 Panfil(POL)
10.2:26:10.3 Yegorova(RUS)
----------------------------
11.2:26:11.0 浅利
何とここでも上位4人は同じ。80年代の強豪がすごかったのかもしれませんが、やはり停滞期だったといえます。その間に日本ランナーもトップ10に迫ってきました。(浅利は94年大阪の時点では10位)
 

世界編に移る前に

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月30日(木)22時12分57秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
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  片づけておきたい問題があります。

公認基準から外れるダウンヒル、片道コースを外す、という立場もありますが、昔のコースがどうだったかはわからないことが多く、これらを含めて扱うことにしています。

それ以外では、宗茂について触れたところで述べたことですが、69年アントウェルペン(アンベルス)で出されたClaytonの記録をショートコースである疑いが強いとして認めない立場があります。よく引き合いに出すARRSなどがその立場で、Hill(2:09:28)、Thompson(2:09:12)、Nijbour(2:09:01)らとともに宗茂が世界記録の変遷に現れるのですね。
 さてその立場に立つと、Claytonに次いで2位となった宇佐美の2:11:27.8も認められないことになります。

さらにショートコースとして疑われている(というより断定されている)のが86年と88年の北京です。宇佐美の記録を認めないとすれば、児玉(2:07:35)、伊藤(2:07:57)、谷口(2:07:40)の記録も
外すことになります。

もう一つこれから書こうとしている世界編で問題になるのが76-80年のニューヨークです。81年のSalazar、Roeの世界記録が抹消されたのは皆さんご存知のはずですが、ARRSはそれ以前も81年に短いとして問題となったコースが含まれておりショートコースであることは明らかとして、この間のRodgers、Weitzらの記録を認めません。Weitzの場合78-80年の3年間連続して世界記録を出していますが、当然変遷表から外されるわけで、ARRSはCatalano,Smith,Teske、Benoitらが変遷表に出ています。

もちろん、普通に世界記録の変遷表を検索するとClaytonやWeitzの記録が出てきます。これは陸上の元締めIAAFが発行している記録集にこれらの記録が残っているからで、それによれば児玉らの記録も「健在」です。

ということで、私はこれらの記録を「疑問符は残るけれど」公式記録に残っている、ということで認めています。

ただ、認めないとするとどうなるか、というのも少し「興味があり」ますね。
ということでその立場に立った変遷を書くと
宇佐美が70年福岡でトップに立つこと自体には影響がありません

● 2:12:44.0 宇佐美彰朗 70.12.06 福岡 (10:38 13:45 13:49)
  2:12:35.3       71.12.05 福岡 (10:38 13:23 13:45)
  2:12:28.3       74.04.21 毎日 (10:38 13:23 13:24)
  2:12:13.7       75.04.20 毎日 (10:38 12:40 13:23)
と74年毎日でも更新したことになります。また69年末時点でのランキングは2:14:10.7で采谷、君原の下となります。そして最終タイムは2:12:13.7になりますから、79年末時点のランキングは宗猛に抜かれ4位となりますね。

北京関連では、トップには影響しませんがランキングが変化します。
谷口浩美 2:09:01.3→2:09:48.3
伊藤国光 2:09:03.0→2:09:45.7
児玉泰介 2:09:35.0→2:10:51.0
となりますから
89年末時点のランキングは3.宗猛 4.宗茂 5.伊藤 6.谷口 7.児玉となります。児玉の順位は変わりませんが。
94年末は89年末と同じ、99年末では 4.宗猛 5.宗茂 6.早田 7.清水 8.伊藤 9.谷口そして10.2:10:08.0 佐保希が新たにランクイン、児玉は15位まで落ちます。
04年末では10.2:09:05.3 佐藤敦之がランクイン、谷口は22位です。

 

その5

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月30日(木)19時58分31秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用
  結論を先に言うと、残念ながら高岡を上回るランナーはまだ現れません。

ということで定点観測のみ

09年末時点のトップ10
1.2:07:21.7 高岡寿成
2.2:08:13.0 佐藤敦之
3.2:08:18.0 中山竹通
4.2:08:39.0 瀬古利彦
4.2:08:39.0 諏訪利成
6.2:08:45.3 小島忠幸
7.2:08:52.7 小島宗幸
8.2:08:55.3 藤田敦史
9.2:08:56.0 油谷繁
10.2:08:58.3 犬伏孝之

14年末時点のトップ10
1.2:07:21.7 高岡寿成
2.2:08:13.0 佐藤敦之
3.2:08:18.0 中山竹通
4.2:08:22.0 川内優輝
5.2:08:39.0 瀬古利彦
5.2:08:39.0 諏訪利成
7.2:08:39.7 藤原新
8.2:08:43.0 藤原正和
9.2:08:45.3 小島忠幸
10.2:08:52.7 小島宗幸

この5年間は多少の変化はみられるのですが、14年から3年たった現在全く変化なし。この福岡とあと2年東京五輪に向けて動きがほしいものです。
 

その4

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月30日(木)19時16分50秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  中山を上回るランナーはなかなか現れず21世紀へ

99年末時点のトップ10
1.2:08:18.0 中山竹通
2.2:08:39.0 瀬古利彦
3.2:08:52.7 小島宗幸
4.2:09:01.3 谷口浩美
5.2:09:03.0 伊藤国光
6.2:09:20.3 宗猛
7.2:09:32.0 宗茂
8.2:09:35.0 児玉泰介
9.2:09:41.0 早田俊幸
10.2:09:41.3 清水康次
この5年間の変化も新しいメンバーは2人にとどまります。しかし、小島宗幸は3位。98年びわ湖でFizを破ったレースなど、次を担うランナーと期待したのですが。

● 2:07:58.7 高岡寿成 03.12.07 福岡 (6:16 7:59 9:14)
  2:07:21.7 高岡寿成 04.10.10 シカゴ (6:16 7:50 7:59)
  2:07:15.7 高岡寿成 05.02.13 東京 (6:16 7:41 7:50)

16年ぶりに中山を上回ったのが、彼。トラックでのキャリア、実績があったとはいえ、3回目のレースでトップに立ったのは彼だけ(増田は棄権が1回あります)。02年シカゴでの2:06:16は当時世界歴代6位。21世紀になってから歴代10位以内はおろか30位以内に入ったのは彼ただ一人。ここ10年は100位にすら入らないのですから世界で勝負できる数少ない1人だったことは疑いありません。
03年の福岡で3位に終わったのが何とも惜しい。

04年末時点のトップ10
1.2:07:21.7 高岡寿成
2.2:08:18.0 中山竹通
3.2:08:39.0 瀬古利彦
4.2:08:45.3 小島忠幸
5.2:08:52.7 小島宗幸
6.2:08:56.0 油谷繁
7.2:08:58.3 犬伏孝之
8.2:08:58.7 清水康次
9.2:09:00.7 尾方剛
10.2:09:01.3 谷口浩美
この5年間は新メンバーが5人。高岡の6分台をはじめ7分台もかなり出て、活気が見られた時期でした。
 

その3

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月30日(木)18時46分57秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用
  ● 2:08:26.3 中山竹通 86.10.05 ソウル・アジア大会 (8:15 8:21 8:43)
  2:08:18.0 中山竹通 87.12.06 福岡       (8:15  8:18  8:21)
 次の主役が彼。瀬古、宗兄弟がいなかった84年福岡で優勝。次の広島ワールドカップで日本記録と一気にトップクラスにのし上がりました。そして何といっても87年福岡での激走(最初の10kが29:05、前半のハーフが1:01:55)。もっと気象条件が良かったらどこまで記録を伸ばせたか、このレースでtrack&fields誌は彼を1位に評価しました。
 オリンピックで連続4位に終わったのは今だったら「立派」といえるんですが。

彼のほかにも世界選手権優勝の谷口、五輪銀メダルの森下などまだまだ、このころまでは世界で勝負できていました。

89年末時点のトップ10
1.2:08:18.0 中山竹通
2.2:08:39.0 瀬古利彦
3.2:09:01.3 谷口浩美
4.2:09:03.0 伊藤国光
5.2:09:20.3 宗猛
6.2:09:32.0 宗茂
7.2:09:35.0 児玉泰介
8.2:10:54.7 喜多秀喜
9.2:10:56.0 新宅雅也
10.2:11:22.7 須永宏

94年末時点のトップ10
1.2:08:18.0 中山竹通
2.2:08:39.0 瀬古利彦
3.2:09:01.3 谷口浩美
4.2:09:03.0 伊藤国光
5.2:09:20.3 宗猛
5.2:09:20.3 宗猛
6.2:09:32.0 宗茂
7.2:09:35.0 児玉泰介
8.2:10:40.0 早田俊幸
9.2:10:54.7 喜多秀喜
10.2:10:56.0 新宅雅也
-----------------------
11.2:10:59.0 森下広一
この5年間で新しいメンバーは早田1人でそれも8位、バルセロナ五輪時点で10位にランクインしていた森下が、その後故障せず順調に走っていればもっと上位にランクインしていたでしょうが、再び停滞の時代が訪れることになります。
 

その2

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月30日(木)18時05分4秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  ● 2:11:24.7 宗茂   79.04.14 毎日      (9:06 11:23 13:26)
  2:11:22.7 宗茂   79.07.28 モスクワ・スパルタキアード(9:06 11:23 13:20)
  2:10:23.0 瀬古利彦 79.12.02 福岡
  2:10:02.0 宗茂   80.12.07 福岡
  2:09:48.3 瀬古利彦 81.04.20 ボストン
  2:09:16.7 瀬古利彦 83.02.13 東京
  2:08:59.0 瀬古利彦 83.12.04 福岡

日本の「黄金時代」が幕を開けます。その主役はまず78年の別大で快走(2:09:05.6 当時世界歴代2位、世界記録とする立場もある。クレイトンの2:08:33.6を認めないわけです。)した宗茂。
そして同じ年の福岡で宇佐美以来の優勝を遂げた瀬古。(ほかにも宗猛、伊藤国、喜多、武富と多士済々でした)3傑平均のトップはこの2人がたびたび入れ替わりますがやがて瀬古の優位が明らかになってきます。

79年末時点のトップ10
1.2:10:23.0 瀬古利彦
2.2:10:28.3 宗茂
3.2:11:35.3 宇佐美彰朗
4.2:12:07.0 宗猛
5.2:12:46.7 佐々木精一郎
6.2:12:54.0 采谷善秋
7.2:13:08.7 伊藤国光
8.2:13:12.3 喜多秀喜
9.2:13:36.3 浜田安則
10.2:13:37.3 武富豊

83年の東京でついに日本記録を樹立した瀬古、福岡でも8分台で優勝とこのころマラソン5連勝。勝負付けが済んでいないのはDeCastellaだけといってよく、世界ナンバー1の評価は二人が分け合う状況でした。モスクワ五輪のボイコットも痛かったが、ロス五輪の調整失敗が惜しまれるところ。

84年末時点のトップ10
1.2:08:59.0 瀬古利彦
2.2:09:20.3 宗猛
3.2:09:32.0 宗茂
4.2:09:45.7 伊藤国光
5.2:10:54.7 喜多秀喜
6.2:11:35.3 宇佐美彰朗
7.2:12:34.3 武富豊
8.2:12:46.7 佐々木精一郎
9.2:12:54.0 采谷善秋
10.2:13:02.0 川口孝志郎

この5年間、前述した6人のメンバーのタイムは上がっているんですが、新しいメンバーは川口だけで、それもやっと10位。瀬古らと次のレベルとの差がちょっと大きかった。
 

今度は男子です

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月30日(木)11時01分2秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用
  すまろうさん、レスありがとうございます。世界編もあとでお楽しみください。

今度は男子です。その前にお断りを
 厳密にいえばマラソンの日本記録が公認されるようになったのは1971年から(当時は道路日本記録という呼び方をしていました。世界記録が公認されるようになったのは2004年からで、そこから一般種目と同列の呼び方になりました。)でそれまでは日本最高です。また女子マラソンを日本陸連が公認するのは1980年からです。
 ですから寺沢などの記録は日本最高ですが、日本記録という表現をとります。

また、現在は同一レースで複数の選手が更新しても1位のみが新記録となりますが、前は「3位まで日本新記録だった」という言い方をしていました。

● 2:19:27.0 中尾隆行 62.10.20 オークランド     (18:52 18:54 20:45)
  2:18:17.0 中尾隆行 62.12.02 福岡(朝日国際)  (16:54 18:52 18:54)
いつから始めるかですが、やはり彼からにしましょう。何度も書いたことですが、日本で最初にサブ20の扉を開いたのが彼で、60年代初めに日本記録を連発、東京五輪へ期待が高まっていく中、期待を担っていたのでした。
 ただ、62年朝日国際は日本記録だったものの2位。それまで3回とも先着した寺沢に敗れたのですが、これがけちのつけはじめだったか、故障もありオリンピック代表にはなれずじまいでした。

● 2:16:56.3 寺沢徹 63.02.17 別府     (15:16 16:19 19:14)
  2:16:28.0 寺沢徹 64.02.02 別府     (15:16 16:19 17:49)
  2:15:28.0 寺沢徹 64.12.02 福岡(朝日国際)(14:49 15:16 16:19)
  2:14:54.3 寺沢徹 65.02.07 別府     (14:38 14:49 15:16)
  2:14:22.7 寺沢徹 65.06.12 ウィンザー    (13:41 14:38 14:49)
  2:14:18.0 寺沢徹 66.02.13 別府     (13:41 14:35 14:38)
オリンピックでの活躍がなかったため、一般社会での知名度は円谷、君原といった同時期に活躍したランナーに比べ低くなってしまうと思いますが、少なくともタイム面でこの時期トップを走り続けたのは彼でした。日本記録を5回更新(最後の1回は重松が上にいましたが)、63年別府の2:15:15.8は世界最高だったのですから高く評価していいランナーだと思います。
 もちろん現在と同列には比較できませんが64年12月から67年12月までは世界1位でもありました。

1964年末時点のトップ5
1.2:15:28.0 寺沢徹
2.2:16:54.3 君原健二
3.2:17:06.3 中尾隆行
4.2:18:07.0 広島日出国
5.2:18:11.3 円谷幸吉
最初の定点観測です。

● 2:13:29.3 佐々木精一郎 67.12.03 福岡   (11:17 13:39 15:32)
  2:12:46.7 佐々木精一郎 68.02.04 別府   (11:17 13:24 13:39)
何度も書かせていただいた、67年の福岡。あのレースで2位(2:11:17.0)となった彼。前年の別府がマラソンデビューで、このレースがまだ4回目のマラソンでしたが、トップの座につきました。
次の別府でも圧勝。さらに平均タイムを伸ばします。67年12月から69年6月までは世界1位でもありました。
 このまま、順調に行っていれば(たら、ればはいけませんが)と思うのは私だけではないはずです。

1969年末時点のトップ10
1.2:12:46.7 佐々木精一郎
2.2:13:03.0 宇佐美彰朗
3.2:13:38.0 采谷善秋
4.2:13:55.3 君原健二
5.2:14:18.0 寺沢徹
6.2:14:49.0 上岡忠明
7.2:14:50.3 重松森雄
8.2:15:07.3 広島日出国
9.2:15:33.3 蓬原正嗣
10.2:15:36.3 岡部宏和

● 2:11:57.0 宇佐美彰朗 70.12.06 福岡 (10:38 11:28 13:45)
  2:11:49.7 宇佐美彰朗 71.12.05 福岡 (10:38 11:28 13:23)
  2:11:35.3 宇佐美彰朗 75.04.20 毎日 (10:38 11:28 12:40)
3度のオリンピック代表、瀬古以前唯一の福岡優勝をはじめ多くの国際レースで優勝。一時代を築いたランナーだといえます。アメリカのtrack&fields誌が毎年種目別にランキングを発表していますが、1970-71と世界2位にランクされていました。(寺沢は62、65年に2位、佐々木精は67年に2位でした。ちなみにこのランキングで世界1位に評価されたのは65年の重松と87年の中山だけです) その全盛期で迎えるはずのミュンヘン五輪の年の不調は残念でした。

1974年末時点でのトップ10
1.2:11:49.7 宇佐美彰朗
2.2:12:46.7 佐々木精一郎
3.2:12:54.0 采谷善秋
4.2:13:49.3 上岡忠明
5.2:13:55.3 君原健二
6.2:14:10.7 谷村隼美
7.2:14:18.0 寺沢徹
8.2:14:25.3 北山吉信
9.2:14:50.3 重松森雄
10.2:15:07.3 広島日出国
5年前と比較してみると、新しく登場したランナーは二人だけでしかも下位。残りの8人もタイムがよくなったのは3人だけ、つまり半数は5年前そのまま。この時期も日本マラソンの停滞期でした。
 

くろまきさんへ

 投稿者:すまろう  投稿日:2017年11月29日(水)20時02分37秒 116-65-253-34.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  3傑平均のトップ・上位のご紹介ありがとうございます。

荒木久美選手は東京世界選手権で日本の3人では1人だけ不調だったこともアンラッキーでしたね。
92年大阪の時は放送序盤で「復調なった荒木」と実況コメントがあったと思います。
経験豊富な荒木選手としては、高速ペースに惑わされずマイペースで後方待機がベストという判断だったと想像しますが(同じく実績豊富でも浅井選手は前の集団につきましたけど)、結果的には先に大勢にフィニッシュされてしまいましたね。

山本選手が3傑平均トップの時期もありましたか。
日本最高タイを含み5連続サブ2:30ですから、当然でしょうか。

なんとこの数年、日本の上位にはそこまで変動がなかったとは。
何度も好記録を出す選手がすっかり珍しくなってしまいましたね。

世界の自己3傑平均ですと、Radcliffe選手は別格として、Keitany選手やDibaba選手のように今年のタイムで順位をあげた選手・新たに登場した選手もいそうですね。
 

その2

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月28日(火)19時02分33秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  (続き)
● 2:23:18.0 高橋尚子 00.03.12 名古屋     (21:47 22:19 25:48)
  2:22:26.7 高橋尚子 00.09.24 シドニー・オリンピック (21:47 22:19 23:14)
  2:21:17.3 高橋尚子 01.09.30 ベルリン      (19:46  21:47  22:19)
  2:21:07.3 高橋尚子 02.09.29 ベルリン           (19:46  21:47  21:49)
いよいよ主役の登場です。すでに98年のアジア大会で驚異的な日本記録を出し、このランクでもトップに迫っていたのですが、99年は故障のため出場がなく、トップに立つのが少し遅れました。しかし、オリンピック出場を決めた00年名古屋で当然のようにトップとなりますが、それまでの浅利の平均タイムを3分近く上回り、レベルの違いがわかります。世界ランキングで見ても01年ベルリンの時点で世界2位。これは歴代の日本選手の中で最高の順位です。

2004年末時点のトップ10
ここからは5年おきに「定点観測」をします。
1.2:21:07.3 高橋尚子
2.2:21:24.7 渋井陽子
3.2:23:42.3 野口みずき
4.2:23:46.7 土佐礼子
5.2:24:01.7 千葉真子
6.2:24:15.0 坂本直子
7.2:24:56.7 大南敬美
8.2:25:14.0 弘山晴美
9.2:25:37.0 山口衛里
10. 2:25:44.0  大南博美
5年前(1999年末)トップだった浅利も姿を消し、上位10名中残ったのは高橋と山口だけ、
この変化の激しさが今はどうかというと(後述します)

● 2:20:42.3 野口みずき 07.11.18 東京 (19:12 21:18 21:37)
高橋に続くオリンピック金メダリストの野口、05年ベルリンで日本記録を出しますが、3傑平均ではまだ及ばず、強さを見せた07年東京で上回りました。この野口の平均タイムも当時の世界5位。
2人が世界的ランナーであったことを示します。そして、このあとこのタイムを上回るランナーは出ていません。

2009年末時点のトップ10
1.2:20:42.3 野口みずき
2.2:21:07.3 高橋尚子
3.2:21:24.7 渋井陽子
4.2:23:38.0 土佐礼子
5.2:23:38.7 弘山晴美
6.2:24:01.7 千葉真子
7.2:24:02.7 小崎まり
8.2:24:09.0 原裕美子
9.2:24:15.0 坂本直子
10. 2:24:56.7  大南敬美

2014年末時点のトップ10
1.2:20:42.3 野口みずき
2.2:21:07.3 高橋尚子
3.2:21:24.7 渋井陽子
4.2:23:38.0 土佐礼子
5.2:23:38.7 弘山晴美
6.2:23:53.3 尾崎好美
7.2:24:01.7 千葉真子
8.2:24:02.7 小崎まり
9.2:24:09.0 原裕美子
10.2:24:15.0 坂本直子

ここ10年トップが変わっていないのは、野口(高橋も)のレベルが世界トップクラスだったから、という見方もできますが、、ここで見ていただきたいのは、2009年末と2014年末のトップ10.
何と6位に尾崎が入ったほかは全く同じ。つまり、この5年間トップだけでなく、それに続くレベルもほとんど変化がないという事実です。これはどのランキングでも時代がたつにつれ成熟化していくため変動が少なくなるとはいえあまりにも寂しい話。
さらにその後も現在まで福士が5位にランクイン(2:23:41.0)しただけです。
もっとこのランキングが変化してほしいものです。



 

3傑平均で見るトップランナーの変遷

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月28日(火)14時02分14秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  年齢のせいでしょうか。新しい情報を得る努力が次第に億劫になってしまっています。

これじゃいかんと思いつつも、つい過去の記録まとめのほうに手が伸びてしまうのですね。

というわけで、だいぶ前にもやったことですが、日本マラソンの歴史を3傑平均で(前は5傑平均でしたが、女子だと小島和恵、男子だと森下広一あたりがもれてしまう)振り返ってみましょう
基本的にはこれまで通り敬称無しで書きます。

3傑平均のトップランナーの推移

● 2:37:41:7 佐々木七恵 83.11.20 東京 (35:00 37:09 40:56)
 日本女子マラソンのことはじめ、というとやはりこのランナーから、となります。もちろん、村本みのる、松田千枝といった方の存在もありますが、日本記録を50分台から30分台に引き上げ、五輪にも出場、何よりそれまで日本の女子レースというと外国勢が上位を占めていた時代、彼女が初めて83年東京国際女子マラソンでテープを切った、その功績は忘れてはいけないと思います。

その東京マラソンの優勝タイムが2:37:09、増田明美に既に日本記録は破られていましたが、この時点では増田はまだ完走2回。日本記録変遷リストに出る81年ボストン(2:40:56)82年クライストチャーチ(2:35:00)のタイムと合わせ、彼女がトップの座でした。増田に抜かれた後もロス五輪、85年名古屋で更新し2:35:20.3まで伸ばします。

● 2:33:03 増田明美 84.01.29 大阪 (30:30 32:05 36:34)
ついではやはりこの人。この大阪のレース、ゴール前でデーレ(ドーレ)に逆転を許し、タイムも自分の日本記録には及びませんでしたが、これで完走3回に達し、当然のごとくトップとなりました。この後どこまで伸ばすかと思ったのですが、次のレース(ロス五輪)は棄権。ようやっと90年ロンドンで更新(2:32:25.7)しますが、その時点ではすでにトップから下りていました。

● 2:31:49.3 宮原美佐子 88.01.31 大阪 (29:37 32:10 33:41)
増田の沈黙の間に迫ってきたのが、浅井と宮原。前年の大阪で日本歴代2位、ロンドンでの入賞と実績を重ねた彼女がこのレースで日本女性初の30分を切る日本最高を出し、オリンピック代表をかちとるとともに、3傑平均トップの座に着きました。

80年代終わりの時点でのトップ5

前にもやっていた「定点観測」本当は10位までやりたいのですが、まだ層が薄く5位どまりです。

1.2:31:49.3 宮原美佐子
2.2:32:41.0 小島和恵
3.2:33:00.0 浅井えり子
4.2:33:03.0 増田明美
5.2:33:18.3 荒木久美

● 2:31:24.0 荒木久美 90.03.04 名古屋 (30:00 31:40 32:32)
ソウル五輪は失意のレースだったとはいえ、89年のワールド杯で2位とまだまだやれたはずの宮原が突然引退。パリで日本最高を出した小島もそのレースで引退となったなかで、ソウル五輪の「失敗」を89年のニューヨークの4位(自己ベストのタイム)でとりかえし、この名古屋でも日本ランナー最高順位となった彼女がトップとなります。
 ただ、この年のアジア大会は金メダルを期待されながら銀メダル。翌年の世界選手権では12位と有森、山下の活躍の陰にすっかり隠れ不本意な成績。オリンピック代表の座をかけた92年大阪のレースも自己ベストに次ぐタイムながら10位と代表争いの圏外に。

 ともすれば忘れ去られがちな彼女ですが、このころは日本のトップランナーだったことを覚えていたいのです。

● 2:30:40.0 有森裕子 91.08.25 東京・世界選手権 (28:01 31:08 32:51)
そのあと一気に日本のトップランナーに上り詰めたのが彼女。すでに91年大阪で日本最高を出していましたが、まだ2回目のレース。この世界選手権では4位ながら、完走3回でトップの座に着きました。
 ただ、2回の五輪メダルのあと2回ともレースからは遠ざかり、99年ボストン(自己ベスト)で平均タイムを2:27:46.3まで伸ばしますが、その順位は6位。自己ベストもその時点で歴代順位が13位と、タイムを追及する機会がもっとあったら、という気がします。

● 2:29:51.7 山本佳子 92.04.20 ボストン  (26:26 27:58 35:11)
  2:28:07.3 山本佳子 92.11.01 ニューヨーク  (26:26 27:58 29:58)
  2:28:01.7 山本佳子 93.01.31 大阪   (26:26 27:58 29:41)
  2:27:52.0 山本佳子 93.09.26 アムステルダム (26:26 27:58 29:12)
この時期、タイムでは日本のトップクラスだったのが彼女。92年大阪から93年アムステルダムまで5レース連続でサブ30分は、今ではさほどではない記録ですが、高橋尚子に破られるまで10年近く保ったのでした。また順位もボストン2位、ニューヨーク3位、アムステルダム優勝と立派なもので、オリンピック、世界選手権の代表になれなかったのが不運と言えます。

● 2:27:11.0 浅利純子 94.01.30 大阪  (26:10 26:26 28:57)
  2:27.07.3 浅利純子 95.11.19 東京  (26:10 26:26 28:46)
  2:26:52.0 安部友恵 96.01.28 大阪  (26.09  26.27  28:00)
  2:26:15:7 浅利純子 98.04.19 ロッテルダム (26:10 26:11 26:26)
続いて登場するのは浅利。世界の初舞台だった93年の世界選手権で見事金メダル。ブランク明けの95年東京でも転倒をはね返して優勝、オリンピック代表をつかむなど、印象に残るランナーでした。
 ただ、そのアトランタ五輪で靴が合わず17位。99年の世界選手権も16位。シドニーの選考の舞台だった大阪では棄権し、そのまま引退と不本意な形で競技生活が終わってしまったのは残念です。
 その浅利と93,94年の大阪で好勝負を繰り広げた安部、その時点ですでに3位にランクインしていましたが、96年大阪で3度目のサブ30、浅利を上回りトップに立ち、2年ほどその座を保ちます。ただ、彼女も初陣の93年世界選手権こそ銅メダルを獲得したもののその後はオリンピックへの出場はならず、97年の世界選手権も下位に沈むなど、長くファンに愛されながらも世界の舞台での活躍が叶わなかったのは心残りでしょう。
 なお、2度目のオリンピック出場を狙う浅利がその過程での98年ロッテルダムでトップの座を奪い返しました。
90年代終わりの時点でのトップ10
1.2:26:15.7 浅利純子
2.2:26:22.3 高橋尚子
3.2:26:33.7 安部友恵
4.2:27:10.3 山口衛里
5.2:27:20.7 伊藤真喜子
6.2:27:28.0 小幡佳代子
7.2:27:46.3 有森裕子
8.2:27:52.0 山本佳子
9.2:28.10.3 朝比奈三代子
9.2:28:10.3  藤村信子
 

アジア選手権だったのですね。

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月27日(月)23時18分30秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  すまろうさんへ

東莞マラソンのご報告ありがとうございました。
日本選手も走っているし、ほかの中国のマラソンに比べケニア、エチオピアの参加がなく、参加選手の国籍がアジアに集中しているなあ、と思ったら「亜州錦標賽」は「アジア選手権」でしたね。(^^;)

ここ2回(2013,15)香港だったのですが、開催に手を挙げる国が日本を含め少ないのかな。
 

東莞

 投稿者:すまろう  投稿日:2017年11月26日(日)19時30分16秒 116-65-253-34.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  かんちゃんさん、お帰りなさい。

中国のロックンロールマラソン開催については、大連万達傘下のIRONMANがロックンロールマラソンシリーズ主催のCompetitor Group Holdings, Incを買収した影響も大きいですが(何しろ大連万達はWMMのパートナーでもありますから、ロックンロールマラソン参加者にはWMM参加権獲得のチャンスまであります)、第一にあげるべきは中国のマラソン(ランニング)熱と勢いでしょうね。
中国のマラソン大会は急増し、ハーフも含めて一都市複数大会があたりまえのところまできました。さらに最近は、外国選手を招待して記録やIAAFのlabel獲得を目指す大会だけでなく、女子単独大会やファンランナー中心の大会など、個性や幅も広がっているように思います。

上海ロードランニング協会(と訳したくなるんですが、英名はShanghai Distance Running Assocication)はNYRRあたりをモデルにしているんでしょうか。

後援企業や各都市が、あきることなく大会を盛り上げてほしいと願っています。



○万科・亜洲馬拉松錦標賽曁東莞国際馬拉松賽(11/26)

男子
1. Gopi Thonakal (IND) 2:15:47.66
2. Andrey Petrov (UZB) 2:15:50.90 PB
3. Byambajav(Byambalev) Tseveenravdan (MGL) 2:16:13.90 PB
4. Pak Chol (PRK) 2:16:18.39
5. 楊定宏 (CHN) 2:16:26.39
6. 兼実省伍 (JPN) 2:16:50.14

女子
1. Kim Hye Gyong (PRK) 2:28:34.08
2. 野上恵子 (JPN) 2:29:04.08
3. Jo Un Ok (PRK) 2:30:00.05

男子はスローペースのせいもあるでしょうが残り5kmくらいまで先頭に6.7人いて面白いレースでした。
今回の上位選手たちの活躍がAsian Premier Marathonsでも見られると意義あることだと思いますが、APMはこうした選手たちを招待してくれるでしょうか。
よく見るとTseveenravdan選手はことし6度目のフルマラソン、しかもPBですね。後半非常に意欲的でした。

女子は10km付近から先頭が北朝鮮の2人にしぼられ、25km手前からKim Hye Gyong選手の独走に。
野上選手は終盤順位を上げて2位となりました。
 

クイーンズ女子駅伝

 投稿者:かんちゃん@スマホメール  投稿日:2017年11月25日(土)22時51分46秒 96.125.148.210.rev.vmobile.jp
返信・引用
  昨年は大学女子駅伝(杜の都女子駅伝)では母校が、クイーンズ女子駅伝(全日本実業団女子駅伝)では勤務先が日本一という、長年、マラソンや駅伝を見続けていて「こんな事があるのか。」という至福の体験をさせていただきました。

今年の杜の都では、母校はシード落ちの惨敗となりました。ナンバーワンになることより、ナンバーワンであり続けることの難しさを感じました。

明日のクイーンズ女子駅伝、注目は1区。昨年の松山大学日本一を支えた4年生のうち、中原海鈴選手がTOTOで、松田杏奈選手が京セラで出場します。特に松田選手はプリンセス女子駅伝ではアンカーで京セラの本選出場に大いに貢献する走りを見せただけに、今回も楽しみです。
 

ロックンロールマラソン

 投稿者:かんちゃん@スマホメール  投稿日:2017年11月25日(土)22時28分34秒 96.125.148.210.rev.vmobile.jp
返信・引用
  アジア初のロックンロールマラソンが中国で開催というのはちょっとショックでした。かつて武田薫氏も提唱してましたが、お台場の東京ハーフマラソンを「東京ロックンロールハーフマラソン」として復活出来ないものかと思ってましたから、今の「マラソンブーム」の中、大手広告代理店やテレビ局も動かなかった残念というか、不可解でした。  

皆様、ありがとうございます。

 投稿者:かんちゃん@スマホメール  投稿日:2017年11月25日(土)22時19分4秒 96.125.148.210.rev.vmobile.jp
返信・引用
  大変ご無沙汰しておりました。当掲示板管理人のかんちゃんです。

この掲示板の灯を絶やさぬよう、投稿していただいたすまろうさん、くろまきさん、マラソン資料館ファンさんには頭が下がる想いでございます。今まで放置してしまった事を深くお詫びいたします。
 

3/10に雲南省羅平でロックンロールマラソン

 投稿者:すまろう  投稿日:2017年11月25日(土)11時29分44秒 116-65-253-34.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  2018???拉松中国?落?云南 万名?手激??平油菜花海
http://news.sina.com.cn/o/2017-11-24/doc-ifypapmz4716468.shtml
(新浪網/中国新聞 11/24)
2018 Rock 'n' Roll Marathon Luoping to set off in March
http://news.xinhuanet.com/english/2017-11/24/c_136777051.htm
(Xinhua 11/24)

こちらの大会もハーフが最長距離ですね。
羅平県の中心地羅雄は昆明から240km海抜1480m、ただし羅平県の海抜差は大きく最低722m~最高2468mとのことです。


?于??国家田径集??部分?目冬季集?的通知
http://www.athletics.org.cn/training/tzgg/2017-11-04/525961.html
(中国陸連 11/4)

ナショナルチーム冬合宿の通知。
外国人コーチ・スタッフが多いですね。
そして今回の通知でも長距離についてはふれられていません。
 

IAAF World Ranking(Road Running)見てきました

 投稿者:すまろう  投稿日:2017年11月23日(木)15時01分0秒 116-65-253-34.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  くろまきさん、レスありがとうございます。
どうか今後とも引き続きご教示ください。

かつてIAAFが実施していたランキングのお話ありがとうございます。
IAAFサイト年末の総括(ポイント・ランキングつき)と、IAAF World Rankingをいくつか探してみました。

2004 ? ROAD: MARATHON RUNNING AND RACE WALKING REVIEW
https://www.iaaf.org/news/news/2004-road-marathon-running-and-race-walking
(IAAF 04/12/27)
2005 - END OF YEAR REVIEWS - MARATHON AND RACE WALKS
https://www.iaaf.org/news/news/2005-end-of-year-reviews-marathon-and-rac
(IAAF 05/12/28)

https://web.archive.org/web/*/https://www.iaaf.org/asp/worldRankings/content/mrr.html
https://web.archive.org/web/*/https://www.iaaf.org/asp/worldRankings/content/wrr.html

ここで確認できるころの女子ロードはLornah KIPLAGAT選手やConstantina DITA-TOMESCU選手が各距離で大活躍していたのを思い出しました。ポイント対象レース数は3つですね。
見入ってしまいました。懐かしいです(^^;)

ロード総合ランキングのようですが、Marathon Rankingと銘打ったものもあったのでしょうか。
All-Athleticsでは、ロード種目はRoad Running Raaking(ハーフと10kmをメインに位置づけ、5kmや10マイルなどハーフ以下の距離もスコアの対象)とMarathon Ranking(フルがメイン、ハーフや25km、30kmなども対象)とに分けています。

All-AthleticsのMarathon Rankingでは、NY前まではKeitany選手1位・Dibaba選手2位だったのが、NYの結果を受けた週から2人の順位が逆転しました。この変動は大変面白いと思って見ていました。
もちろんくろまきさんのおっしゃるように、タイムの出ないNYを走ったKeitany選手にとってResult Score(タイムのポイント)の面では不利になりましたが、今年Dibaba選手が2度も好タイムを出しているからこそ、王者Keitany選手を抑えるランクの出現も可能だったのだなあなどと思ったのです。大げさかもしれませんが。

そんなわけでAll-AthleticsのMarathon Rankingは興味深く見ているのですが、ランキングやポイントと世界大会出場資格との結びつけ方については、詳細未発表のせいもありますがよくわからないという感想ですし、振り回されるべきものでもないと個人的には思っています。
どさくさにまぎれて出場選手数が減らされるのは勘弁してほしいものです。

Overall Rankingsは、私も見る気がおきません。




○万科・亜洲馬拉松錦標賽曁東莞国際馬拉松賽(11/26)
http://www.dongguan-marathon.cn/index.html
http://www.dongguan-marathon.cn/asia.html
http://athleticsasia.org/index.php/features/40-14th-asian-marathon-championship-2017  (AAA)
Course
http://www.dongguan-marathon.cn/guide/route.html
後半に大きな上り下りがありますね。


○福岡国際マラソン選手権大会(12/3)
http://www.fukuoka-marathon.com/index.html

Kenya's Karoki eyes Fukuoka title to boost marathon career
http://news.xinhuanet.com/english/2017-11/10/c_136743087.htm
(Xinhua 11/10)
Eyes on Rutto as Kenyan seeks career redemption at Fukuoka marathon
http://news.xinhuanet.com/english/2017-11/22/c_136772203.htm
(Xinhua 11/22)
 

すまろうさんへ

 投稿者:くろまき  投稿日:2017年11月22日(水)14時54分36秒 124-140-40-125.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  おひさしぶりです。いろんなことがあってこの掲示板から遠ざかっておりました。
すまろうさんのおかげで、この掲示板も存続しているようなもので感謝いたします(私が言うのは何ですが)。以前のように、とはいかないんですが、これからも訪問するつもりですのでよろしくお願いします。

遠ざかっていた間の出来事のうちいくつかふれてみたいと思います。

●サブ2:00へのチャレンジ
このイベント自体にはあまり賛成できないんですが、出た結果については正直、ここまでのタイムが出たのか、と驚きでした。Kipchogへの高い評価は私自身行ってきたんですが、出ても2:01台だと思っていたんです。

あとは正式な「レースでの」記録更新を狙ってほしい、と思います。

●ワールドランキングの導入
これは導入というより再開、ですよね。
10年以上前(いつ開始したかは定かではないんですが)ほとんど同じシステム(風速、ダウンヒルのポイントへの影響なんかもそのまま)でワールドランキングをIAAFは発表していました。そして、2007年ころ何のアナウンスもないまま発表しなくなったんです。

順位ポイントの大会カテゴリーも名称もその時と同じ(OWからFまでありましたし、1位の順位スコアが300点、200点、170点、etcも全く同じ)で3番目のランクがGLになっているのは、その時1日制の大会の最高がゴールデンリーグ(GL)だったからです。現在はダイヤモンドリーグなんだからDLにすればよいのに、と思います。これじゃ、昔「失敗」したランキングそのままではないですか。「改善した」点というと、前はただ、Championshipの名称のせいでアジア選手権をアジア大会より上に格付けしていたのを、実態に合わせてアジア大会を上位の格付けにしたくらいでしょうか。


昔は、このランキングを何に利用したかというと、そのころやっていたWorld Athletic Final
の出場者をこのランキングの上位者(普通種目は8名)にしたのと、年間最優秀選手(Athlete of the year)を投票によらず、このポイントで自動的に決定(2003-05)したんです。
出た結果は男子はベケレが2回、エルゲルージが1回、女子はイシンバエワが2回とまあ妥当な結果だったんですが、もう9月に入った頃から対象者がわかってしまう、というのがやはり不評だったんでしょう。

現在はWAFはなくなったし、ランキング「再開」の目的は?となると、やはり記事のように世界大会への出場資格くらいしか考えにくいです。アスリート個人の評価(ランク付け)、となるとテニスやゴルフのようにはいきません。
トラック種目とフィールド種目をどうやったら「公平に」比較できるのか。ファラーとキプチョゲ、どっちが優れたランナーなのか、到底無理な話でしょう。もちろん、パフォーマンスの比較に使用するIAAF Score Tableは膨大な資料を基に統計学的手法で作成され、しかも出された記録の実態に合わせて改訂を続けているもので、その道の専門家に言わせれば十分信頼できるものなんでしょうが、たとえば走り幅跳びの世界記録8m95が1346点。それに該当するマラソンのタイムが2時間目前の2:00:05、1万mだと25分47秒28、それだけ東京世界選手権でのパウエルのパフォーマンス(ルイスも)がすごかったんだ、ということかもしれないけど、私から言わせれば走り幅跳びは現実にしかも20年以上前に出た記録。あまりにも長距離種目に厳しいんじゃないか、という印象を持ってしまいます。

さらに、マラソンの中でもシカゴやニューヨークはペースメーカーを置きませんから、どうしたってタイムは落ちます。大会のカテゴリーが上位といっても、タイムの悪さをカバーできるものではないし、ベルリンとは同じカテゴリーなんだからベルリンに出たほうがいいスコアが出るに決まってる。レース数の少ないマラソンランナーの評価ができないのは火を見るより明らかですね。

でもランキングを発表すれば、一般のファン(メディア)はゴルフやテニスのランキング同様にそれをアスリート間の比較と受け止める(報道する)でしょう。それが陸上の場合実態としばしば乖離しやすい(種目によりますが)こと、Overall Rankingなんて全く無意味なこと、は今述べた通りで、それが、10年前発表をやめてしまった理由じゃなかったでしょうか。


ということで、私からすると「なんでまたやるの?」という思いなんですが。

 

IAAF World Rankings、AbbottWMM Wanda Age Group World Ranking Systemなど

 投稿者:すまろう  投稿日:2017年11月19日(日)11時14分16秒 116-65-253-34.rev.home.ne.jp
返信・引用 編集済
  OFFICIAL IAAF WORLD RANKINGS FIRST STEP IN FUNDAMENTAL CHANGES IN ATHLETICS
https://www.iaaf.org/news/press-release/iaaf-official-world-rankings
(IAAF 11/3)

話題になったIAAFのランキングシステム。
Elite Ltd (All Athletics) と独占契約ということで、All-Athleticsのランキングがベース、少なくともたたき台になるのだと思います。

ALL-ATHLETICS WORLD RANKINGS
https://www.all-athletics.com/en-us/current-world-rankings
ALL-ATHLETICS WORLD RANKINGS RULES
https://www.all-athletics.com/all-athletics-world-rankings-rules
RULES OF THE ALL-ATHLETICS WORLD RANKINGS - 2017 - ROAD RUNNING
https://www.all-athletics.com/en-us/rules-all-athletics-world-rankings-2017-road-running

レースごとに、タイム・順位からそれぞれポイントを算出(順位のポイントは大会のカテゴリーごとに異なる)。
両者の合計のポイント(Ranking Score)がランクの対象となり、マラソンの個人ランクは至近1年間のRanking Score上位2つの平均値+αで決定します。

五輪・世界選手権はポイント配分が最も高く、タイムのリストから漠然と想像していたものとは全く違うランクになることがあって面白いです。
実施回数の少ない1万mはそれが顕著で、SB17位Emily Infeld選手(USA)は世界選手権6位が有利に働いてこのランクでは5位、ほかにも世界選手権で活躍した米国勢が上位にいます。SB21位、世界選手権10位鈴木亜由子選手は12位となっています。
一方、先日のNYで優勝したFlanagan選手は、対象大会数不足(フルマラソン2つ完走、フル1ハーフなど1完走のどちらかが必要)のためマラソンではRanking Scoreがつかず現在ランク外です。
総合ランク、順位スコアのカテゴリーなどこのシステムは大変興味深いです。

選手ごとだけではなく、大会ごとのランキングもあります。
https://www.all-athletics.com/en-us/competition-rankings?type=177

週ごとに選手のポイントやランクが変わり、また上記Flanagan選手のようなケースもあるので、このシステムをたたき台にするにしてもそのまま五輪・世界選手権の出場権材料にするのではないでしょう。
規定期間内のポイントやランキング最高値や平均値、規定ポイントやランクに1度でも達したかどうか、それを何週満たしたなどで判断するものと思われます。

このポイントをかせぐために日本選手は海外遠征しなければ、という記事も読みましたがそれはどうでしょう。
いえ、日本選手の外国大会出場じたいは大賛成ですが、その第一の目的はポイントではなく多様な大会・選手と手合わせして経験や戦略、順位やタイムを得ることでしょう。
WWMのポイント配分はたしかに高いですが、国内のIAAF Gold LabelやSilverの上位でもポイントはかせげます。

それに、外国の超一流とは開きがあるとはいえ、日本のマラソン代表候補選手が五輪や世界選手権の参加標準突破に汲々とする必要があるとは思いません。
ポイントかせぎを意識するよりも、ごく普通にレースで好結果を出せばいいのではないでしょうか。
五輪や世界選手権が、よほど出場選手数を削減でもしないかぎりは。

(……と思っていたら、このシステム導入は五輪出場選手数をしぼるためではという指摘が出ていたのを読みました。
資金などが乏しく、ポイント加算率が高い大会に出場するのが難しい選手もいるでしょうね。
IAAF’s Point-Based System Challenging, Says Gora
https://www.pmnewsnigeria.com/2017/11/13/iaafs-point-based-system-challenging-says-gora/
(P.M. News 11/13)
Gora, the Chef de Mission at the 2010 New Delhi Commonwealth Games in India, said the IAAF may have introduced the system to reduce the number of participants at Olympics.)


○AbbottWMM Wanda Age Group World Ranking System
○AbbottWMM Wanda Age Group World Championships

Abbott World Marathon Majors Announces AbbottWMM Wanda Age Group World Ranking System and World Championships
A global age group ranking system for marathon runners will launch September 2018
AbbottWMM Wanda Age Group World Championships to be held in 2020
https://www.worldmarathonmajors.com/news-media/latest-news/abbott-world-marathon-majors-announces-abbottwmm-wanda-age-group-world-ranking-system-and-world-championships-1/?edit_off
(AbbottWMM 11/15)

AbbottWMM - アボット・ワールドマラソンメジャーズがABBOTTWMM WANDA AGE GROUP WORLD RANKING SYSTEMおよびWORLD CHAMPIONSHIPSについて発表
http://www.marathon.tokyo/news/detail/news_000660.html
(東京マラソン 11/16)

予選大会のリストから思うに、おもにファンランナーに配慮、というかそのランナーたちにスポットをあてて盛り上げる企画ではないでしょうか。
明らかにファンランナーのものと思われる大会が多数リストインしているのがすばらしいです。
もちろん、その年代で走り続けるかつての一線級ランナーの参加も見込んでいるでしょう。


○上海国際馬拉松賽(11/12)
http://www.shmarathon.com/home.dhtml
http://www.shmarathon.com/internationalGradesQuery.dhtml

上馬系列賽
http://www.shmarathon.com/sehome.dhtml

上海マラソンシリーズって、会員限定(上海市路跑協会/Shanghai Distance Running Assocication登録者限定)のものも含めてこんなにあるんですね。
このほかに、上海国際マラソンと光明Change U・上海国際ハーフマラソンがあるわけです。



○美国連合航空成都揺滾馬拉松/United Airlines Rock ‘n’ Roll Chengdu Marathon & 1/2 Marathon
                       (四川省・都江堰(成都) 10/28)
http://runrocknroll.cd42195.com/chengdu
http://www.runrocknroll.com/chengdu/

United Airlines Rock ‘n’ Roll Chengdu Marathon a Smash Hit
First ever Rock ‘n’ Roll Marathon Series event in Asia attracts athletes from 37 countries
http://www.runrocknroll.com/news/2017/11/united-airlines-rock-n-roll-chengdu-marathon-smash-hit/

https://www.runnersweb.com/running/news_2017/rw_news_20171117_RNR_Chengdu.html
(RunnersWeb 11/17)
Rock ‘n’ Rollシリーズサイトのものと同じ文面の記事ですが写真がかっこいい。
都江堰市・南橋の入口ですね。階段がついてます。
 

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